鍼灸治療開始の１ヶ月前に顔面麻痺を発症し来院されました。

病院で点滴・薬で治療していましたが変化なし。

早く治りたいとのことで、鍼灸を開始しました。

違和感が出たときは寒くなってきていて、風も冷たい日だったそうです。

典型的な顔面麻痺で、風邪と寒邪によるものでした。

味覚障害も出ていて時間が経っていたため、邪気も深く入ってしまっていました。

手と足のツボのみ使用し、全７回で良くなりました。

最後は味覚障害が残ってしまい、顔面麻痺は５回目の治療で元通りになりました。

病を発症してしまったら、早めの治療で長引かさないようにしたいですね。

その前に、病になりにくい身体づくりも必要です。